製品説明
概要
高出力50W青色レーザーモジュールは、植物・作物・雑草のレーザー加工、高速レーザー彫刻およびマーキング、食品ラベリングおよびマーキングなど、様々な用途に設計されています。
本レーザーモジュールは高出力青色半導体レーザーダイオード12素子で構成されています。全てのレーザーダイオードは空間的に結合され、単一指向性レーザービームを形成し、一点に集光可能です。全ての光学部品は、弊社ラボの専用機器およびツールにより正確・精密にアライメントされています。
Opt Lasersでは、ご用途に合わせたカスタマイズ対応も可能です。ご相談はお気軽に お問い合わせください。
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製品特徴
- 高出力光パワー
- コリメートレーザービーム
- 統合型レーザーダイオードドライバー
- コンパクト設計
- 長寿命
- 高速変調
用途
- 材料加工
- 食品加工/ラベリング/マーキング
- レーザーはんだ付け・溶接
- レーザーパウダー焼結
- 植物・作物・雑草のレーザー加工
- 自動車関連
高出力50W青色ガルバノレーザーモジュールのビームスポットは高速軸(垂直軸)でシングルモード、低速軸(水平軸)でマルチモードです。
測定条件:
- 500mm集光レンズでビームを集光;
- ビームプロファイラは焦点面に設置;
- 焦点面は高速軸での最小ビーム径で定義;
- レーザーはQCW、100Hz 1msパルスで動作
高出力50Wガルバノレーザーモジュールは複数のレーザーダイオードで構成されており、それぞれが若干異なるスペクトルを発します。そのため、レーザーモジュールの発光スペクトルは比較的広帯域です。狭帯域スペクトルが求められる用途では、製造前にレーザーダイオードの波長測定が可能です。精緻な波長選別を実施することで、モジュール内で結合時に各素子のスペクトルが整合されます。
高出力50Wガルバノレーザーモジュールは、4基の高性能ファンを備えたパッシブ冷却方式を採用しています。ウォームアップ時間の目安は10分未満であり、安定化後のパワードリフトは極めて小さい値です(周囲温度が安定している場合)。IS12L-9S-RSI-INT-D0を用い、23℃の安定化した周囲温度条件下で測定。
高出力50Wガルバノレーザーモジュールには、LPLDD-5A-24V-TP型レーザーダイオードドライバーを3台内蔵しています。各ドライバーは、直列接続された4基のレーザーダイオードを駆動します。
測定条件:
信号:1kHz;デューティ比1%;方形波;5V振幅
光信号は超高速PINフォトダイオードSFH 2701にて測定。
仕様
| 最小 | 代表値 | 最大 | |
| 中心波長 [nm] | 440 | 450 | 460 |
| 光出力 [nm] | 50 | 55 | 60 |
| 代表ビームサイズ [mm, @ 1/e2]1 | 7.0 x 12 | 7.5 x 14 | 8 x 16 |
| 代表全角ビーム発散 [mRad, @ 1/e2]1 | - | 0.2 x 10 | 0.5 x 12 |
| 偏光状態 | TE + TM | ||
| パワー安定性(2時間、ウォームアップ10分時)[%] | - | < ±1 | - |
| 寿命 | 15 000 h | - | - |
| 変調入力 [アナログ] | 0 - 5 V | 0 - 7.5 V | |
| -3 dB帯域幅変調 [kHz]2 | 600 | - | - |
| ソフトスタート時間 [ms] | - | 2000 | - |
| 立ち上がり時間 [ns] | - | 300 | 600 |
| 立ち下がり時間 [ns] | - | 300 | 600 |
| 冷却方式 | パッシブ | ||
| 動作温度範囲 [°C] | 10 - 40 | ||
| 過熱保護 | あり | ||
| 消費電力 [W, 底面] | <35 | ||
| 最大消費電力 [W] | 300 | ||
| モジュール寸法 (L x W x H) [mm] | 260 x 222 x 85 | ||
| モジュール質量 [kg] | 5 | ||
1 垂直 x 水平。
