G520-80SMレーザーモジュール

G520-80SMレーザーモジュールについて

80 mW、波長520 nmのグリーンレーザーモジュール。

レーザーモジュールを制御するマイクロコントローラーは、レーザーダイオードのソフトスタートおよびサーモカップルを用いた温度調整の両方を担当します。加えて、モジュールの熱放散が十分に確保されていない場合、システムはダイオードの過熱を防止し、ダイオード温度が摂氏40度を超えるとさらなる電流供給を停止し、アラームモードに移行します。

レーザーダイオード電源の独立したアナログ部により、アナログ入力信号（0〜5 V）に応じて、最大100 kHzの周波数でもビームを変調可能です。

ダイオードおよび光学系全体は、保護と冷却を両立したスタイリッシュな筐体に搭載されています。例えばレーザープロジェクター内でモジュールを連続運転する場合、放熱を可能にするためにアルミニウムプレート上に設置する必要があります（熱伝導グリースを使用することで冷却効率が大幅に向上します）。この構造はプロジェクター筐体内のスペースを節約し、ビームの発光位置を低減させることにも寄与します。これは、コンパクトな高出力モジュールを求めるお客様のニーズに応えることを目的としています。