高効率彫刻レンズ

高効率彫刻レンズについて

レーザー光の集光やコリメート（平行光）に使用できる高NAレンズです。非球面設計により、複数のレンズエレメントを使用することなく、球面収差を低減またはほぼ除去します。有効焦点距離(EFL)が4mmと短いため、様々なワーキングディスタンスが可能です。このレンズは、両面に400～700nmの広帯域反射防止（AR）コーティングが施されており、波長450nmの彫刻だけでなく、様々な用途に使用できます。

高効率マウント非球面レンズは、レーザーダイオードからできるだけ多くのパワーを得るように設計されています。有効焦点距離(EFL)が4mmと短いため、様々なワーキングディスタンスが可能ですが、ハイレゾリューションレンズに比べてフォーカススポットが約2倍大きくなります。このレンズは、木材やプラスチックに太い線を彫刻する場合に使用します。

推奨焦点距離：20～80mm

彫刻用途の注意事項

このレンズはPLH3D-6Wシリーズに付属しています。彫刻中にレンズの表面が汚れた場合は、イソプロピルアルコール（IPA）と光学ワイプで簡単にクリーニングできます。しかし、場合によってはレンズの交換が必要になることもあります。埃、煙、油が発生する環境で使用する場合は、PLH3Dシリーズのレーザーヘッドに予備のレンズを購入することをお勧めします。

弊社のPLH3Dシリーズフォーカスアジャスターアクセサリーはこのレンズと互換性がありませんのでご注意ください。