FS-50W 高出力ブルーレーザーソース

製品特長

• 高出力光エネルギー
• 高輝度・コリメートレーザービーム
• 集積型レーザーダイオードドライバー
• コンパクト設計
• 高い熱安定性
• 長寿命
• 広帯域変調特性

用途例

• 有機材料のラベリング・マーキング・カッティング
• 金属マーキング・溶接
• 電子部品のはんだ付け
• レーザーパウダー焼結
• 金属および有機材料への彫刻加工
• 水中材料加工

ビームスポットプロファイル

FS-50Wブルーレーザーソースのビームスポットは、高速軸（水平軸）で単一モード、低速軸（垂直軸）でマルチモードとなっています。

測定条件：

• レーザービームは170mm集光レンズで集光；
• ビームプロファイラーはビームウエスト面に設置；
• ビームウエスト面は最大パワー密度面として定義；
• レーザーは100Hz繰り返し周波数、1msパルス幅の準連続動作モード。

高出力50Wブルーレーザーモジュールは、複数のレーザーダイオードで構成されており、それぞれがわずかに異なるスペクトルを発します。その結果、レーザーモジュールの発光スペクトルは比較的広帯域です。より狭帯域のスペクトルが求められる用途では、製造前にレーザーダイオードの波長測定が可能です。この慎重な試験により、モジュール内で組み合わされた各ダイオードのスペクトルが適合したスペクトルとなります。

代表的なスペクトル

代表的なパワードリフトとウォームアップ時間

レーザーヘッド内部の熱過程により、レーザー光出力の熱ドリフトが発生します。デバイスの熱平衡が確立するまで、出力光強度が僅かに変動します。FS-50Wレーザーソースは、放射光パワーを安定させるために最大30分の通電が必要です。最初の30分間で出力が最大5％低下する場合があります。その後、出力は安定し、以後の変動はレーザーダイオードの劣化によるものです。